ギターについてアレコレ
今日は楽器屋でのバイトであった。
TesseracT “Altered State”
取り敢えず暫くはSolid過ぎるオススメのアルバムをジャンル問わず紹介していこうかと思う
先ずはTesseracT
見てくれこのジャケット
絶対名盤じゃん?
個人的にDjentはジャンルの特性上差別化が難しく、好きな人には堪らないが、普通のメタル、音楽フリークにはイマイチ響きにくいジャンルだと感じている
わからない人はMonumentsやStructuresを聴いてみればDjentの雰囲気が掴めるはず
しかし、TesseracTはDjentにおいてかなり異質というか、前衛的
デスコア的なアプローチがシーンのメインストリームだが、TesseracTはプログレ的アプローチをしている
どこまでも透き通るクリーンヴォーカルに要所でChugを刻みながらも美しいクリーンで神秘的な世界観を演出するギター
ベースもかなりテクニカルなフレーズを弾いているが、目立つというよりも曲に疾走感を与えている印象
ドラムは音数ではなく、空間を叩いてる、そんな雰囲気
アルバムとして一つの曲のような作品なので、曲ごとの感想は書かないが、作品を通して未来的であり神秘的なアトモスフェリックな空気が漂い、そこにエモいがチャラさの無いヴォーカルが乗ることでSteven WilsonやContortionistのようなモダンプログレを連想させる作品になっている
あと、特筆すべきは音の良さ
ギターとベースがレコーディングエンジニアでもあるので、音圧や各パートのバランス、音場感など全てにおいてパーフェクト
CDを買ってスピーカーで鳴らした途端にジャケ通りの世界観にブチ込まれる
フロイド系のプログレやアンビエントテクノ、エレクトロニカが好きな人にも是非聴いてみて欲しいアルバム
ソリッ度:★★★★★
名盤度:★★★
連想される世界観:インターステラー
始動
部屋の掃除的なノリで日常からカルチャー、趣味まで雑多に色々と取り上げていきます。