LUNA SEA “LUNA SEA”
日本のアーティストを誰か取り上げたいと思って今年買ったCDを思い返してみたところ、ピンと来たのがこれだ
自分の思うLUNA SEAの魅力はメンバー全員が華を持ち、演奏力も高く音に関してもそれぞれがキャラ立ちしていることにある
どのアルバムを聴いてもその部分は揺らぎない
そして、このアルバム
オリジナル音源との一番分かり易い変化はRYUICHIの歌唱法だろう
当時の攻撃的な歌唱法ではなく、最近のアノ歌い方である
楽器隊は大幅なアレンジをしてる訳でもないのに、底力からか、半端のない“圧”を感じる
コンセプトアルバムでは無いのだが非常に情景感のある音像で、その辺はSUGIZOのディレイギターやヴァイオリンの影響が強いのだろうが圧巻である。
間違いなく“日本の”ロックの最高峰だろう
ソリッ度:★★
名盤度:★(セルフカバー盤の為)
連想される世界観:乙一小説